家に出るクモは退治すべき?
種類別の対処法と危険なクモの見分け方
「部屋にクモがいた…退治すべき?それとも放っておいていい?」——結論から言うと、家に出るクモの多くは、ゴキブリやハエなどの害虫を食べてくれる"益虫"です。無理に退治しなくても問題ありません。
ただし、ごく一部に毒を持つ危険なクモもいます。この記事では、無害なクモと危険なクモの見分け方、それでも退治したいときの方法、寄せ付けない予防策を解説します。
結論:家のクモの多くは「益虫」
日本の家に出るクモのほとんどは人に無害で、むしろ害虫を捕食してくれる頼もしい存在です。特に、家の中を歩き回る大きなクモ「アシダカグモ」は、一晩でゴキブリを何匹も食べるほど。「クモがいる家はゴキブリが減る」とも言われます。
そのため、見た目の不快感さえ気にならなければ、放っておくのが実はいちばん合理的。ただ「どうしても苦手」という方のために、後半で退治法も紹介します。
よく見る無害なクモ3種
| 種類 | 特徴 | 役割 |
|---|---|---|
| アシダカグモ | 手のひら大の大型。壁を素早く歩く | ゴキブリを捕食する最強の益虫 |
| ハエトリグモ | 1cm前後。ピョンと跳ねる。愛嬌がある | ハエ・小虫を食べる |
| イエユウレイグモ | 細い脚で天井の隅に薄い巣を張る | 小さな虫を捕食 |
これらは人を噛むことはめったになく、噛まれても毒性はほぼありません。大きくて驚くアシダカグモも、性格はおとなしく人から逃げていきます。
要注意!危険なクモの見分け方
日本で注意すべきなのは、外来種の「セアカゴケグモ」「ハイイロゴケグモ」です。
- 体長1cmほどの黒い体
- 背中〜お腹に赤い模様(砂時計型)があるのが最大の特徴
- 屋外の側溝のフタ裏・プランターの底・室外機のすき間など、日当たりのよい物陰にいる
それでも退治したいときの方法
- そっと外に逃がす——紙コップとハガキで捕まえて屋外へ。益虫なのでこれが一番おすすめ
- 殺虫スプレー——クモ用や凍らせるタイプのスプレーが手軽
- 巣(クモの巣)を取り除く——ほうきやハンディモップで払う。張り直されるなら下の予防策を
クモを寄せ付けない予防策
クモは「エサ(小さな虫)がいる場所」に集まります。つまりクモを減らす一番の方法は、エサとなる虫を減らすことです。
- 網戸のすき間・玄関の照明に集まる小虫を減らす(LEDの白い光は虫が寄りにくい)
- ベランダ・軒下をこまめに掃除して巣を作らせない
- クモの忌避スプレーを窓枠・玄関まわりに散布
「そもそも家に虫が多い」と感じるなら、大元の害虫対策が有効です。ゴキブリ対策はゴキブリ駆除の完全ガイドをどうぞ。
よくある質問(Q&A)
Q. アシダカグモが大きくて怖いです。退治すべき?
見た目は迫力がありますが、ゴキブリを食べてくれる益虫です。噛むこともほぼありません。苦手なら紙コップで捕まえて外に逃がすのがおすすめです。放っておけばエサ(ゴキブリ)がいなくなると自然に去ります。
Q. 小さいクモが毎日出ます。卵がある?
近くにクモの卵のう(白い綿状の袋)があるかもしれません。窓枠や家具の裏を確認し、見つけたら取り除きましょう。エサとなる小虫を減らすことも大切です。
Q. クモの巣を張られない方法は?
張られやすい場所(軒下・照明まわり)に市販のクモの巣予防スプレーを吹き付けておくと、数週間は張られにくくなります。定期的な掃除と併用すると効果的です。
まとめ
最後に、この記事のポイントをおさらいします。
- 家のクモの多くは益虫。特にアシダカグモはゴキブリを食べる味方
- 苦手なら紙コップで外に逃がすのがおすすめ(殺虫スプレーでも可)
- 赤い模様のクモ(セアカゴケグモ)は危険。素手で触らず殺虫剤か自治体へ
- クモを減らすにはエサとなる小虫を減らすのが根本策
- 大量発生・毒グモの疑いがあれば業者の無料相談を