コウモリが家に住み着いたときの対処法
勝手に駆除NGの理由
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この記事の目次
「夕方になると家のまわりをコウモリが飛んでいる」「軒下や換気口の下にフンが溜まっている」——それはコウモリが住み着いているサインです。結論から言うと、コウモリは鳥獣保護管理法で守られているため、殺したり傷つけたりすると法律違反になります。正しい対処は「追い出して、侵入口を封鎖する」ことです。
この記事では、コウモリの被害サイン、法律のこと、追い出しから封鎖までの正しい手順を解説します。
コウモリがいるサイン
家に住み着いているのは、多くが小型のアブラコウモリ(イエコウモリ)です。次のサインをチェックしてください。
- 黒い米粒状のフンが下に溜まる——軒下・ベランダ・換気口の真下に集中
- 夕方〜夜にバサバサと羽音・キーキーという鳴き声
- 夕方、家から飛び立つ姿が見える(エサの虫を探しに出る)
- 壁や換気口のまわりに黒い油じみた汚れ
フンはネズミのフンと似ていますが、コウモリのフンは虫を食べるため崩れやすく、光るキラキラした成分(虫の外骨格)が混じるのが特徴です。
住み着きやすい場所
コウモリはわずか1〜2cmのすき間があれば侵入します。次の場所が住処になりやすいです。
- 屋根裏・天井裏
- 軒下・戸袋(雨戸の収納部分)
- 換気口・通気口
- エアコンの配管の隙間・壁の隙間
勝手に駆除してはいけない理由
⚠️ コウモリは鳥獣保護管理法の対象:許可なく捕獲・殺傷すると法律違反(罰則あり)です。殺虫剤で殺す、叩き落とすといった行為はできません。個人でできるのは「追い出し」と「侵入口の封鎖」だけと覚えておいてください。
「フンが不快だから殺してしまおう」はNGです。追い出して二度と入れないようにする、が唯一の正しい方向です。
放置するとどうなる?
- フンが大量に溜まり悪臭・シミ——毎日排泄するため、放置すると被害が拡大
- ダニ・ノミの発生——コウモリに寄生する害虫が室内へ
- 感染症のリスク——フンやコウモリ自体が病原体を運ぶことがある。素手でフンを触らない
- 繁殖して数が増える——夏に出産・子育てをするため、放置すると住み着く数が増える
正しい対処の流れ【追い出し→封鎖】
- コウモリ用の忌避剤で追い出す——ハッカ(メントール)系のスプレーやジェルが嫌われます。夕方の飛び立つ前後が効果的
- 全部出たのを確認する——中にいるまま封鎖すると死骸で悪臭・害虫の原因に。数日、フンや音が止まったか確認
- 侵入口を封鎖する——1〜2cmの隙間も金網・パンチングメタル・シーリング材でふさぐ。換気口には防虫網
- フンを清掃・消毒する——マスク・手袋を着用。感染症・ダニ対策のため防護して除去。量が多ければ業者へ
対策に適した時期
コウモリ対策には適した時期があります。
- ◎ 4〜6月(出産前)/9〜10月(子育て後)——追い出しに最適
- × 7〜8月(子育て中)——飛べない子コウモリが取り残され、中で死んでしまうため避ける
- × 11〜3月(冬眠中)——動かないため追い出せない
時期を外すと失敗したり、かえって被害が悪化することがあります。迷ったら業者に相談しましょう。
業者に頼む費用相場
| 作業内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 追い出し・侵入口封鎖 | 約2万〜8万円 |
| フン清掃・消毒込み | 約4万〜15万円 |
| 屋根裏など大規模 | 15万円以上になることも |
侵入口が複数あると費用は上がります。無料調査・見積もりの業者が多いので、まず状況を見てもらいましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. コウモリのフンは掃除機で吸ってもいい?
おすすめしません。排気で病原体やダニが舞う恐れがあります。マスク・手袋をして、湿らせてから拭き取り、密封して捨ててください。
Q. 超音波や光で追い払えますか?
一時的な効果はありますが、慣れて戻ることが多いです。忌避剤で追い出したあと、必ず侵入口を封鎖することが根本解決になります。
Q. 家に1匹迷い込んできました。どうすれば?
窓を大きく開けて電気を消し、静かに待てば自分で外に出ていきます。追い回さず、素手で触らないでください。タオルなどでそっと外に誘導するのも有効です。
まとめ
最後に、この記事のポイントをおさらいします。
- 軒下・換気口の下の黒いフン、夕方の羽音はコウモリのサイン
- 鳥獣保護管理法で殺傷はNG。できるのは追い出しと封鎖だけ
- 対処は忌避剤で追い出し→確認→侵入口封鎖→清掃の順
- 対策の適期は4〜6月・9〜10月。子育て中の7〜8月は避ける
- 封鎖・清掃は難しいので業者の無料調査が確実(相場2万〜15万円)